結婚披露展 TSUNAGU

菊地章雄・佐藤早秋の結婚を写真でお披露目する 「結婚披露展TSUNAGU」を開催する新婚二人によるブログです。結婚をテーマにした記事、写真展までの準備の様子、コラムなど幅広く綴っています。http://www.hirouten.com

●親へ「ありがとう」が言いやすくなった

親への気持ち

 

27歳になった。9月に婚姻届を出して、苗字が変わった。親とは違う名前になった。

 

大人になるにつれ、親への感謝の気持ちが深まっていく。これまで親が通ってきた道を、いま、自分も歩いており、苦労が分かるようになったからだ。

 

●「倍返しだ!」とんでもない夫婦円満の秘訣3選 - 結婚披露展 TSUNAGU

●結婚することは夢だけど、結婚は現実 ~だからこそ現実を楽しんだら?~ - 結婚披露展 TSUNAGU

 

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お父さんの苦労

 

お父さんは大学を卒業してから今まで、ずっとサラリーマンだ。毎朝6時に起きて、新聞を読みながら朝ごはんを食べ、7時になるかならないかくらいの時間には会社へ出発だ。

 

わたしがお父さんの苦労を知ったのは、大学を卒業し、自分も会社で働き出してからだった。

 

働き出して、毎朝会社に行くことが、とても大変なことを知った。雨の日も風の日も、満員電車に揺られ、会社に向かう。

 

やっと到着した会社では、複雑な人間関係、膨大な事務処理、新しい業務へのプレッシャーなどなど沢山の不安がある。

 

終業時間がきて、やっと家路につけると思ったら電車遅延。お腹が空いたなぁ。

 

そんな風にお父さんと同じ経験をして、わたしはお父さんに感謝するようになった。毎朝会社に出かけていくお父さんが会社で何をしているか、自分が働くまで知らなかった。想像も出来なかった。

 

でも、今なら分かる。お父さんは大変だ。だから、いま、わたしや兄の学費を捻出するために働いてくれたことに感謝している。

 

実家へ帰ったとき、二人でよく銭湯へいく。これは "今" だから出来ること。

 

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お母さんの苦労

 

お母さんの苦労は結婚してから、初めて知った。お母さんは会社へ行かず、家で仕事をしている。家で仕事をする分、自由度が高いため、家事もお母さんがやる。

 

こうやって「家事」と簡単に言うけれど、「家事」を分解すると、実に多くのことがある。

 

朝のうちに洗濯をする

洗濯物を干す(寒い日は鬼)

掃除する

買い物へ行く(家族がなにを食べたら喜ぶか悩む)

ご飯を作る(どれくらいお腹空いたかな、栄養足りるかな、美味しくできるかな)

待つ(今日は何時に帰ってくるのだろう)

 

「家事」の一部を書いたけれど、他にもいろいろある。一人暮らしのときとは、心理的に全く異なる次元のお話なのだ。

 

お母さんの苦労が今ならわかる。お母さんは「家を守る人」であったのだ。誰かが帰ってくるまで、家をいつものように、守る、保つ。

 

そしてもう一つ、お母さんは「愛の人」だった。家事というのは、愛情がなければ到底できない。

 

お父さんの帰りを待ち、お母さんはひとり家を守り、一体誰を頼りに生きていたのだろう。

 

きっと世間のお母さんたちも同じだ。家を守る人は、忍耐強く、持久力がある。日々同じ作業を楽しみながらやらないといけないからだ。

 

そして、愛情という心を持って生きている。

 

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ありがとうって今なら言える

 

お父さん、お母さんには、今なら素直にありがとうって言える。わたしも気持ちがわかったから。他者の気持ちを理解できるとき、他者へ優しくなれる。自分もその苦労や辛さを知っているから。

 

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だから、ありがとう。

 

大人になるって、両親に対して素直になること。家族になるって、本当の愛情について、考えさせられること。

 

菊地早秋

 

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●「倍返しだ!」とんでもない夫婦円満の秘訣3選

親に聞いた、夫婦円満の秘訣はなんですか?

 

 うちの両親は言い合いも多いが、仲が良いのだろう、いつも一緒に居る。食事に行ったり、お出かけしたり、お酒を飲んだり、テニスをしたり。

 

なんとなく気になったので、夫婦円満の秘訣を聞いてみた。結果、とんでもない珍回答を3つ得た。

 

1.やられたらやり返す!倍返しだ!


ちょっかい出されたら、こっちも負けずにやり返す!と母。下手したら百倍返しだ!とまで言っていた。

 

嫌なことをされたら、こっちもやり返す。フィフティフィフティの精神のようだ。

 

 2. 売られた喧嘩はすべて買う

 

小さい喧嘩販売も絶対見逃さない、と母。手も出すくらいに喧嘩を買って、やり合うらしい。

 

行きすぎると軽い怪我をするようだ。ブラシで頭を叩いて血の跡が滲む、、、など。

 

どんな喧嘩売買をしているかは、数が多すぎて(あるいは内容がくだらなくて)すぐ実例が出てこないらしい。

 

3.溜めない

 

イラっとしたり、嫌だと思ったことは、絶対溜めない。その場で解決。即主張。

 

ストレスをもんやり溜めないことが大切、と母。

 

まとめ 

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3つとも珍回答ではあったものの、共通点を見つけた。

 

それは、どんな表現方法であれ、お互いが真正面から向き合い、「逃げない」ことだ。

 

長い夫婦生活。どんなこともとことん向き合って、「話し合い」や主張の「ぶつかり合い」を諦めてはいけないと、両親は知っているのだろう。

 

倍返しだ!と本気で言っていた姿は滑稽であった。そして少し微笑ましかった。

 

菊地早秋

 

関連する書籍

 

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●2週間の旅を車中泊で過ごせた4つの理由

結婚旅行は車中泊

 

わたしたちの結婚旅行は二週間という長丁場でした。東京をスタート地点とし、一番遠くて四国の愛媛県まで足を伸ばしました。

 

その日数は14泊。

 

宿泊費がかさみそう、、、そう思っていた矢先、旦那さんの方からおもしろい提案がありました。

 

車中泊にしない?」

 

こうして車中泊の旅が決まった訳ですが、旅を終えてみると、宿生活より車中泊の方が暮らしやすいのでは?と思うほど快適でした。

 

なぜ快適だったのか、以下に理由を並べてみます。

 

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1. ほぼ毎日が温泉

 

結果的に14泊中、10泊が車中泊となりました。そのほかは、少し贅沢な宿に泊まったり、旦那さんの友人宅に泊まったりといった感じです。

 

ただ、わたしも一応女の子ですので、あるワガママを聞いてもらいました。

 

「寝る前に温泉入れるならいいよ!」

 

そんなこんなで、結婚旅行中はほぼ毎日、温泉でした。

 

旅全体の経費内訳のうち、温泉代は二人で約13,000円です。

 

温泉好きな二人にとってみれば、大変リーズナブルで、贅沢な時間の使い方ができたと思っています。

 

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 2. 車内の寝床が整備されていた

 

車中泊で、一番の問題となるのが寝床をどう確保するかです。足を伸ばして眠れないと、日々の疲れが蓄積していってしまうためです。

 

この点に関しては、旦那さんが大変精を出してくれました!ありがとう!!!

 

旦那さんが持っている車は、日産バネットという大型車で、後部座席がかなり広いです。

 

わたしの知らないうちに、この後部座席のスペースを改造していました。(ポールを切ったり、板を張ったり、扉を作ったり、カーテンをつけたり、、、いつの間にそんなスキルを身につけていたのでしょうか。)

 

その結果、お布団が余裕で一枚入るくらいの素晴らしい寝床が出来上がっていました。おかげさまで、旅中もこのお布団で、足を伸ばして寝心地よく過ごせました。

 

ちなみに旦那さんによる車中泊のスケッチはこちらです。笑

 

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 3. 晩夏、初秋というちょうどよい季節

 

車中泊をするにあたって、季節は選んだ方がよいです。

 

暑すぎても寒すぎても、だいぶ体への負担と精神的なダメージが大きいと思うからです。

 

その点、8月末〜9月上旬という季節は、車の旅ではおすすめの季節になります。

 

少し寒い日もありましたが、そんなときは、二人でくっついて寝るしかありません。人の体温はバカにならないです。

 

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4. 好きな人と一緒だから

 

これは単なるのろけになるので、書こうか迷いましたが、今後夫婦で車中泊をしようとしている方へ向けたメッセージとして、あえて書きたいと思います。(気分を悪くしてしまったら申し訳ないです。)

 

車中というのは、やはり手狭な空間になります。布団も一枚ひくのがやっとです。ということは、当然毎日くっついて眠ることになります。

 

好きな人と毎日一枚のお布団で眠ることは、物語になります。

 

旅で疲れたとき、お互いの横顔を見て元気になったり、今日はこんなことあったねぇと眠りながら話したり、朝日がきれいで同じタイミングで目覚めたり。

 

好きな人と近い距離で生活するという意味で、車中泊はおすすめできると思います。

 

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旦那さん、車の改造がんばってくれてありがとう!!

 

菊地早秋

 

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●結婚することは夢だけど、結婚は現実 ~だからこそ現実を楽しんだら?~

隔週の火曜日は妻の早秋がギター教室で不在です。

そんな日は自分のペースでブログを書きながら、結婚って何だろうかと改めて振り返ります。

 

結婚することは夢だけど、結婚は現実

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多くの人が結婚したいと考え、結婚を目標にしている。小学生に「将来の夢は?」と問うと「花嫁さん」という回答も根強く残っている。

 

そして結婚することを“ゴールイン”という表現を使うこともあり、やはり結婚は“かなえたい夢”であり“目標”とする人が多いということだろう。

 

そんなかけがいのない夢だからこそ、叶ってしまったら目標を見失う。

 

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結婚式を終えてウエディングドレスを脱ぐと、そこは現実の世界だ。「いってらっしゃい」と仕事に行く夫を見送り、掃除に洗濯。買い物に行って、ご飯を作って夫を待つ。

 

共働きなら一緒に家を出て、早く帰った方が夕食の準備をするのだろうか。毎日毎日同じような日が繰り返される。

 

そう、現実だ。みんなが夢見ていた結婚とは、キラキラと光り輝くウエディングドレスを着た花嫁さんではない。その時間は一瞬にして終わり、毎日毎日の生活だけが残る。

 

男性だって同じだろう。新婚の初々しさは少しずつ失い、職場と家の往復で1日を終える。

 

結婚は結婚したときのその一瞬をさすのではなく、結婚している状態であろう。

 

だけど、本当にそれでいいのだろうか?結婚生活を楽しむにはどうしたらいいのだろうか?

 

現実を楽しむ1つのヒント

 

先日、早秋が書いたハンバートハンバートについてのブログは興味深い。夫婦がどうやったら仲良くいられるかのヒントになると思った。

hirouten.hatenablog.com

まず私たちは、結婚をゴールだと思ってはいけない。結婚はゴールインでない。どう考えてもスタートだ。

 

就活生だった数年前、よくリクルートの人から同じことを言われた。就職はゴールじゃないって。結婚も同じで、スタート地点に立ったに過ぎない。

 

そして結婚というスタートに立って、これからどう楽しもうか考えないといけない。ゴールインして幸せだという気分に浸っていたら、現実と向き合ったときに過去を振り返ることしかできなくなってしまう。

 

ハンバートハンバートは夫婦としてお互いの信頼関係を構築している。お互いのことをアーティストとして尊敬しているからでもあると思う。ハンバートハンバートのように、これから一緒に何かを作っていこうというのが現実を楽しむ方法なのかもしれない。

 

関連する書籍

神戸女子大学教授 内田樹先生の「困難な結婚」もおすすめの1冊です。 

 

 

菊地章雄

 

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●ハンバートハンバートという夫婦が魅力的な理由

ハンバートハンバートとは

 

ハンバートハンバートとは、1998年結成の夫婦でやっているデュエット名です。懐かしい、優しい音色のギターと歌声が特徴です。

 

ミサワホームなどのCM曲を担当していることから、ご存知の方もいると思います。

 

2005年リリースのおなじ話がヒットし、広く知られるきっかけになりました。

 

おなじ話 - ハンバート ハンバート - YouTube

 

二人は夫婦

 

二人は、美男美女の音楽で繋がったカップルです。結婚して、三人のお子様もいらっしゃいます。

 

数年前、渋谷のクワトロ(ライブハウス)で二人のかけ合いを見て、本当に和む夫婦だなあと思ったのを覚えています。

 

MCが家の床の間で二人が話しているような雰囲気で、家庭の一部を見ているような気分になりました。

 

それ以降、ハンバートハンバートを音楽家として、また、夫婦としてとても尊敬するようになりました。

 

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ハンバートハンバートは音楽で繋がった夫婦

 

二人は音楽という共通項で繋がっています。

 

お互いの音楽好き、が重なり合って、デュエットを長い間、継続できた。お互いにとって、音楽が人生の中で、なくてはならないものだったのだと思います。

 

以下、二人の対談があるので、リンクを添付します。

 

コーラスを頼んだら、遊穂のほうがうまかった ハンバート ハンバート(前編) - 朝日新聞デジタル&w

 

音楽だけが二人にとっての絆ではない?

 

でも、特に共通項がなくても仲が良い夫婦って、世の中にあふれていると思うんです。

 

つまり、ハンバートハンバートの夫婦としての魅力は、ただ音楽という共通項を分かち合っている姿が気持ちいい、というだけではないような気がしています。

 

二人の良さを活かしあって

 

ハンバートハンバートのお二人は、音楽という共通項よりもっと根本に、性格的な凸凹を補完し合う関係性が強く、お互いのことを理解できているからこそ、うまくいっているのではないかと思います。

 

旦那さん(ギター)の果てしないこだわりを、奥さん(ボーカル)は受け入れ励ます。旦那さんのちょっと悲観的な部分を、奥さんの楽観的な部分で照らす。

 

「認め合う、励まし合う」

 

お互いのファンであろう

 

誰だって否定されたり、反対されたりしたら、どんどん自信を喪失していきます。

 

ハンバートハンバートの夫婦としての魅力は、お互いの「信頼関係」にあるのかもしれません。

 

旦那さんが奥さんの、奥さんが旦那さんの、一番の大ファンなのかと思います。

 

憧れの存在に対して、否定したり、批判することはないですよね。困ったことがあったら、どんな状況でも味方になるし、一番の応援者になる。

 

補足として、ファンであってもらうためには、やはり人としての魅力を磨き続けることも必要なのだろうと思います。

 

ハンバートハンバートという夫婦の魅力は、「お互いを信頼し、お互いの一番のファンであろうとする、その揺るぎない姿」にあるのではないかと思います。

 

菊地早秋

 

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